日本語のアクセントについて
言語にはアクセントがありますが、日本語は高低(声のピッチ)アクセントの言語です。英語は強弱アクセントの言語です。
ことば音楽療法では、「ミソラ」の音階で言葉にアクセントをつけ、発声・発音・発語を導きます。
日本語では、声のピッチにより単語の意味が変わります。
例えば、「雨」と「飴」 「橋」と「箸」などはアクセントの位置が違うことで区別されます。上記の単語の場合は、京阪方言と標準語のアクセントの位置は逆になります。
何気なしに話している日本語ですが、アクセントには法則があります。
京阪方言のアクセントは標準語よりもパターンが多いようです。
レッスンで使う言葉は、京阪方言を使用しますが、辞書などで調べて準備します。
自分の感覚だけで言葉を音符におこすと、正しいのかどうかわからなくなります。
ですので、私は辞書や成書で調べて、譜面を作成します。
言葉に京都のアクセントをつけると きれいで可愛いわらべうたのような曲調になります。あらためて、日本語の響きはきれいだと感じます。
母音中心の柔らかい発声・発音の日本語は外国の人、特に欧米人にはきれいに聞こえるとのこと。日本語、大事に、大切に使いたいと思います。
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