今回はご本人さまからのご意見、ご感想をいただきました。 ありがとうございます。 そのまま添付しました。 生徒さんは25歳の男性です。 2020年1月10日から通われています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・教室に通う動機 幼少期から吃音を持っていた... 続きをみる
2020年11月のブログ記事
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指さしの練習 太田ステージ StageⅠその④ ことば音楽療法 京都
「指さし」は、要求表現としての指さし、応答的な指さしなど言葉の代わりに発語前に見られます。「〇〇はなに?」と大人がたずね、応答的な指さしをするには、言葉の理解が必要です。 まずは、指さしの理解、仕方を教える必要があります。 自分の指を見ること、相手の指を見ること、共に対象物に注意を向けて見ることを... 続きをみる
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ことば音楽療法と太田ステージについて その② 京都 ことば音楽療法
当教室は、ことば音楽療法と認知発達治療の太田ステージを用いて言葉のレッスンをしています。認知発達については太田ステージのLDTR(Language Decoding Test-Revised:言語解読検査 改訂版)を用い評価しています。 太田ステージとは、 「太田ステージは、自閉症には特有の発... 続きをみる
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構成の課題 太田ステージ StageⅢ-2その① 京都 ことば音楽療法
StageⅢ-2 「概念形成の芽生えの段階」ごく基本的な比較の概念が出来始めた段階。物と物との関係づけは経験に左右され、大人の概念とは異なる。個々のイメージを中心とした表象であり、現実の生活と密着している。① LDT-R (Language Decoding Test-Revised、言語解読... 続きをみる
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語彙数を増やす練習 太田ステージStageⅢ-1その① 京都 ことば音楽療法
用途についてたずねた絵カードを指さしできるようになったら太田ステージではStgaeⅢ-1の段階になります。 何枚か名詞の絵カードを並べて、 「履くものどれですか?」とたずねて 靴の絵カードを指さしできること。 太田ステージStgaeⅢ-1(シンボル機能がはっきりと認められる段階)物の名前が理解でき... 続きをみる
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用途による物の理解 太田ステージ StageⅡその④ ことば音楽療法 京都
こちらが言った物を指さしできるようになったら物に名前がわかり始めた時期に入ったと言えます。太田Stage Ⅱ(シンボル機能の芽生えの段階)です。この段階での目標はシンボル機能の芽生えを確実にすることが目標となります。 「物に名前があることに気づきかけてはいるが、まだ物と言葉が1対1で対応しており... 続きをみる