京都 言語療法 ことば音楽療法 「御薗橋ことば音楽教室」   

京都市内で言語療法・ことば音楽療法の教室運営。ピアノ教室も併設(講師は別)https://www.misonobasi-kotoba-ongaku.com/

用途による物の理解 用途の歌 京都 ことば音楽療法

こちらが言った言葉と同じ絵カードを指さしで示すことができれば、
「シンボル機能が認められなかった時期」から「シンボル機能の芽生えの時期」に移ったとなります。
この時期は、物の名前がわかりかけているものの、物の理解は一時的。
物には様々な側面、概念があることを学ぶ必要があります。
名詞理解を確実にするとともに、用途による物の理解、「同じ」「違う」に気付くなどの異同概念などの理解、動作語の理解、音声模倣などなど。
以上のことを子供に教えることは大変ですが、
覚える子供も大変なことです。
言葉歌を歌い聞きながら、楽しく理解を深めてゆきます。
下の絵カードは、「用途による物の理解」に使います。
言葉歌は、たとえば「は、は、はーく。くーつーを、はーく」
    「く、く、くーつ。くーつーを、はーく」
2拍のリズムとラソミの音で歌ってゆきます。
最後に使った絵カードを並べて「はーくーはー、どれですーかー?」と歌いながら、
指さしを導き更に理解を深めます。


オンラインのレッスンでは、絵カードをパワーポイントに加工して、
言葉歌を歌いながらレッスンをしています。